あなた…『覚悟して来てる出版社』…ですよね。人を「パロディ」しようとするって事は「提訴」されるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ている出版社』ってわけですよね…

 

  下記カスタマーレビューをAmazonに投稿していたのですが、なんか急に消されまして。これ1つだけ。Amazon言論の自由はないんだなと改めて思い知らされましたが、結構頑張って書いたのでもったいないな~と思い、Googleのキャッシュからサルベージしたやつをここに供養として貼っておきます。

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 エロ漫画・小説界隈にはなぜか意味のないパロディ(やってることはただのエロ漫画なのにヒロインのキャラデザが有名なアニメやゲームのキャラクターに似ている等)がしばしば見られます。エロ小説だと『発情期 ブルマ検査』が有名ですね。エヴァオマージュっぷりが凄まじすぎてトンデモ本大賞を受賞してしまったアレです。

 本案件におきましてはネタ元と思われる委員長こと月ノ美兎さんが「おい」の一言とともにTwitter上で言及するインシデントも発生しており、これは最後通牒なのでは? と思っていたのですが、二次元ドリーム編集部はビビるどころか「あの人気VTuber様からもご反応いただいた~」などと煽るかのようなツイートをぶっ込んできたあげく(しかも固定ツイートである)刊行を強行するに至りました。震えますわあ。
 キズナアイでも輝夜月でもなく委員長をネタ元に選んだのはやっぱり彼女のキャラクターというか個性が突き抜けてるからでしょうか。それともそのへんはガチで提訴してきそうだと判断したからですかね。だとしたらにじさんじ、めっちゃ舐められてますよ。君たちはそれでいいのか!(ドン

 というわけで、気になるのは以下の2点ではないかと思います。

1)そもそもエロ小説として出来はいいのか? 抜けるのか?
2)委員長リスペクト率(再現率)はどれだけ高いのか

 1に関しては、エッチシーンのシチュエーションが特殊すぎて抜くどころではないの一言です。
・ヒロインが配信中に主人公が彼女の体を触ってエロい声を出させる
・ヒロインの3Dモデルを作るために『観察のため』といってパンツを見せさせたりM字開脚をさせる
・ゲーム実況の際、主人公に身代わりでプレイさせ、そのご褒美として実況中に手コキ&フェラしてあげる
・ヒロインの服の中に入ってしまったクリオネを取ってあげるために彼女の服を脱がせ触りまくったあげく、勢いでセックスをしてしまう
 などなど、もうどこから突っ込んだらいいのか分からない状態です。これでどうしてエレクチオンできるでしょうか? 心がともなわん限り海綿体に血液は流れ込まンのです。

 2に関しては、Amazonの内容紹介から既に月ノ美兎用語使いまくりですが、本編はそれどころではありません。「クソ雑魚」とか「雑草グルメ」とか平気で言ってますし、クリオネまで登場します。ヘアピンがキーアイテムとして登場したり「私で隠さなきゃ」も出てくるあたり徹底していますね。
 単に上っ面だけ真似したという感じではなくヒロインが委員長に似ており(普段は清楚っぽく猫をかぶっているけど、本性はわりと腹黒い)、委員長っぽいヒロインにしようとする努力は伝わってきます。
 作者紹介がXコピペ(僕はね、もう○○なんかどうでもよくて君のことが好きなんやけども~)なあたりもガチっぷりを感じますし、少なくとも作者様は本当に委員長のファンなんでしょう。

 とまあそんなわけで、総評としてはヒロイン&シチェーションの特異性を除けば普通のエロ小説ですねって感じです。

 となると本作の独自性はヒロインの設定にしかないということになり、大きな疑問が生じます。インスパイア元が明確であり、しかも表現のかなりの部分において委員長の言動を原形そのままもしくはかぎりなくソレに近い形で使用しているので、羽詩館まどか(本作のヒロイン)は月ノ美兎のパクリと言わざるを得ません。もし裁判所が月ノ美兎に肖像権があると判断すれば、肖像権の侵害にあたるかも争点となるでしょう。

 いちから株式会社様におかれましては株式会社キルタイムコミュニケーション内容証明郵便を叩きつけて、出版業界およびインターネッツを「え、えらいことや……せ、戦争じゃ………」と震撼させてくれる展開を期待する次第です。
 というか委員長の肖像権的なものを守るという観点からは、ぜひそうしていただきたいのです。こういう安易な乗っかり商法がいつまでも許されていいはずがないし、アダルト作品であるからこそ他社作品のオマージュには慎重になるべきではないでしょうか。
 おそらくですが本件に限って言うならば、訴訟になっても世間はいちからを支持するはずです。コロプラ訴訟やマリカー訴訟におけて任天堂支持派が圧倒的多数なのと同様に。
 本作品は盗作と認定されうるのか? そもそもバーチャルユーチューバーの言動は著作物なのか? 肖像権は? などなど法的な観点からも純粋にとても興味深く判例になってほしいので、いちから様に置かれましてはぜひ提訴を前向きにご検討いただきたいところです。万が一いちからが負けるようなことになっても宣伝にはなるんじゃないかなと思いますし、少なくとも自社のVTuberを大事にしているというアピールにはなるでしょう。裁判になったら傍聴に行きたいなあ……。

 最後にひとつだけ。もしこれが委員長ではなくDWUさんだったら、あのおかたはどんな反応したのかは興味あります。案外許してくれるかもしれない(ぉぃ

※2019/1/4追記
 ☆2の理由ですが、内容だけなら完全無欠に☆1です。が、少なくても作者様は委員長好きなんだろうなってのは思ったので、その部分に免じて☆2としております。