バンドリ!はいつまで「キャラクターとリアルライブがリンクする!」に固執するつもりなのか

 明坂聡美さんが突発性難聴のためリアルバンドRoseliaを卒業、同時に白金燐子役も降板されると発表されました


 この決断自体は、大変残念ではありますが、仕方のないことと受け止めています。明坂さんに無理を押してRoseliaを続けてほしいなんて思いません。
 そしてRoseliaを止めるのであれば、燐子役も降板するのが当然――燐子の声優だけを続けるという選択肢は、明坂さんご自身がよしとしないだろうとも思います。


 しかし、それが本当にベストの選択なのでしょうか?


 バンドリ!というコンテンツにおいて、担当声優が実際にバンド活動を行っているのがセールスポイント――他にあまたあるアイドル系やバンド系のコンテンツとの差別化であるというのは、確かにそうなのでしょう。
 そしてリアルライブの動員が好調であり、プロジェクト全体において少なくない収益幅を占めているのであろうというのも想像できます。


 ただ、そのために今回、“明坂聡美さんによる白金燐子”は失われることになりました。


 自分は声もキャラクターを形作る要素だと思っています。声が変わってしまったら、それは前とは同じキャラクターではありえない。
 もちろんキャラクターに声を当てるのは人間なんで、どんなに無理しても演じ続けろとはいいません。ただ、交代前の声優さんが作ったものを大きく変えてほしくはない。


 はっきり言いますが、僕は今井リサ役の新キャスティングに納得ができませんでした。今でも納得してません。
 純粋に演技だけを見てキャスティングを決めたというなら、それは制作陣の判断することなんで受け入れるしかありません。
 が、今井リサの新キャストに関してはそうではないはずです。Roseliaとしてバンド活動ができること、ベースが弾けることが第一条件だったと判断せざるをえません。あの演技を見る(聞く)限りは。
 そして今度は燐子役が変わるという。おそらくまた、バンド活動ができることが最優先条件として選考されるでしょう。


 でも、リアルライブに興味ない勢としては、それってまったく関係ない話なんですよね。純粋に演技で後任を選んでほしい。
 そもそもバンドリ!自体「キャラクターとリアルライブがリンクする! 次世代のガールズバンド・プロジェクト」と謳っていますが、ポピパとRoselia以外の3バンドはリアルバンド活動してません。
 リアルで演奏できなきゃダメというなら、パスパレ・アフロ・ハロハピはポピパやRoseliaに劣るのか? そんなことはないはずです。ゲームを見る限り、全部のバンドは同じくらい魅力的です。
 あと「キャラクターとリアルライブがリンクする!」というなら、THE THIRD(仮)をデビューさせるのは矛盾しています。


 つまり何が言いたいかというと、「キャラクターとリアルライブがリンクする!」にこの先ずっと拘る必要があるのかってことです。
 今後活動期間が重なるにつれ、今回の明坂聡美さんのような事態が起きるリスクはどんどん大きくなっていきます。
 個人的には方針を見直してほしい――マクロスのように音楽活動と声優を分けるとか検討してほしいと思ってます。